蜂の子とプロポリスは全く違う食材。成分や効能に大きな違いがある。

蜂の子とプロポリスは、どちらも健康と美容への効果が期待できる栄養素が豊富な健康食品です。両方とも免疫力向上やアンチエイジング効果を持っていることから、違いをよく知らない人が多いのではないでしょうか。蜂の子とプロポリスは同じ蜂が作ったものですが、成分や効能に大きな違いがあります。ここでは蜂の子とプロポリスの違いについてご紹介します。

蜂の子とプロポリスはどんなもの?

そもそも、蜂の子とプロポリスとはどんなものでしょうか。どちらも蜂が関係しているものですが、全く違う食品です。

蜂の子とは名前の通りミツバチ、クロスズメバチ、スズメバチ、アシナガバチなどの蜂の幼虫と蛹です。蜂の子は昔から日本各地の山間部で、貴重なタンパク源として食べられてきました。現在も各地の郷土料理の食材として、また健康食品として販売されています。

一方プロポリスとは、ミツバチが木の芽や樹皮から樹液や花粉を集め、ミツバチの唾液に含まれる酵素や蜜ロウと混ぜ合わせて作られたものです。ミツバチはプロポリスを巣の入り口や壁のすき間に塗り付けて、菌やウイルスが増殖するのを防いでいます。数万匹のミツバチが共同生活を送っている巣は、プロポリスによって清潔に保たれています。

蜂の子とプロポリスの違い

蜂の子とプロポリスは全く違う食品ですが、成分や効能も大きな違いがあります。

成分

蜂の子とプロポリスは、それぞれに含まれている成分に違いがあります。
蜂の子には、9種類の必須アミノ酸、10種類の非必須アミノ酸が含まれ理想的なアミノ酸バランスを保っていることです。必須アミノ酸はストレスを軽減し自律神経の調節に関与していることから、蜂の子は精神安定効果が期待できます。蜂の子はアミノ酸以外に、タンパク質、炭水化物、ビタミンC、ナイアシンやパントテン酸などのビタミンB群、ビタミン様作用物質のコリン、カリウム、リン、マグネシウム、亜鉛、鉄、銅などのミネラルも豊富に含まれています。
蜂の子は採取した蜂の幼虫が、孵化してから過ぎた日数によって栄養価が異なります。 蜂の子を購入する前に、商品の成分や孵化してから採取までの日にちを確認するのがおすすめです。

プロポリスに含まれている成分は、樹脂、バルサム、蜜ロウ、エーテル油、花粉です。プロポリスに含まれている成分の特徴は、フラボノイドという特有成分が豊富に含まれていることです。フラボノイドは強力な抗酸化作用、抗菌作用、殺菌作用がある成分で、免疫力向上やがん予防効果、血行促進効果が期待できます。またプロポリスには少量ではありますが、ビタミン、ミネラル類も含まれています。
プロポリスは樹液や花粉が材料になるため、採取した場所に生えている植物によって成分が変わります。フラボノイドは材料となる樹脂や花粉によって、含有成分に違いがあります。プロポリスも蜂の子と同様に、購入前に含有成分や産地を確認するのがおすすめです。

効能

蜂の子とプロポリスは、期待できる効能にも違いがあります。
蜂の子の主な効能は、耳鳴りやめまいの緩和です。また蜂の子はアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がバランスよく含まれていることから、滋養強壮、免疫力向上、美容効果なども期待できます。

プロポリスは主成分であるフラボノイドに強力な殺菌、抗菌作用があります。そのため、免疫力向上効果、風邪やインフルエンザの予防効果が期待できます。その他にも、口臭や歯周病の予防、抜け毛予防、美肌効果といった美容効果も期待できます。

まとめ

蜂の子とプロポリスはどちらも蜂が関係しているものですが、全く違う食品です。蜂の子は蜂の幼虫や蛹で、アミノ酸がバランスよく含まれているのが特徴です。またプロポリスは樹脂や花粉と蜂の唾液の混合物で、特有成分であるフラボノイドが含まれているのが特徴です。蜂の子の主な効能は耳鳴りやめまいの緩和、プロポリスの主な効能は免疫力向上です。蜂の子とプロポリスの違いを確認した上で、自分に合った食品を活用しましょう。