蜂の子とローヤルゼリーは全く違う食品。成分や効能はどう違う?

蜂の子とローヤルゼリーは、どちらも蜂が関係している食品です。そのため蜂の子とローヤルゼリーの違いをよく知らない人が多いのではないでしょうか。蜂の子とローヤルゼリーは全く違う食品で、成分や効能に大きな違いがあります。ここでは蜂の子とローヤルゼリーの違いについてご紹介します。

蜂の子とローヤルゼリーはどんなもの?

蜂の子とローヤルゼリーはどちらも蜂が関係している食品です。
蜂の子は文字通り、ミツバチ、クロスズメバチ、スズメバチ、アシナガバチなどの蜂の幼虫と蛹のことを指します。昆虫を食べることに抵抗を感じる人がいるかもしれませんが、蜂の子は昔から日本各地で食べられてきた食材です。現在も蜂の子は山間部を中心に郷土料理の食材として、また健康食品として利用されています。

一方、ローヤルゼリーとは、女王蜂や女王候補の幼虫を育てるために、働き蜂が体内から分泌した物質です。ローヤルゼリーの原料は花粉で、生後10日程度の若い働き蜂が作っています。若い働き蜂が花粉を食べると、体内の消化器官で花粉と消化液をあわせて分解、栄養素を合成して口からローヤルゼリーを分泌します。ローヤルゼリーは巣に女王蜂がいない時のみ作られる物質です。

蜂の子とローヤルゼリーの違い

蜂の子とローヤルゼリーは、成分と効能に大きな違いがあります。

成分

蜂の子とローヤルゼリーは、含まれている成分に大きな違いがあります。
蜂の子に含まれている成分の特徴は、理想的なアミノ酸バランスを保っていることです。蜂の子には9種類の必須アミノ酸、10種類の非必須アミノ酸が全て含まれています。必須アミノ酸は自律神経を調節しストレス軽減に関与していることから、精神安定効果が期待できます。蜂の子はアミノ酸以外に、タンパク質、炭水化物、脂質、繊維質、ビタミン、ミネラルなどの成分も豊富に含まれています。

一方、ローヤルゼリーの成分の特徴は、特有成分であるデセン酸が含まれていることです。デセン酸は脂肪酸の一種で、女性ホルモンに似た働きをする成分です。ローヤルゼリーはデセン酸以外に、必須アミノ酸、非必須アミノ酸、糖類、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が含まれています。

効能

蜂の子とローヤルゼリーは、期待できる効能にも大きな違いがあります。
蜂の子の主な効能は、耳鳴りやめまいの緩和です。また蜂の子はアミノ酸がバランスよく含まれていることから、疲労回復や自律神経を整える効能も期待できます。

ローヤルゼリーの主な効能は、アンチエイジング、糖尿病予防、更年期障害改善、生活習慣病予防などが挙げられます。特有成分のデセン酸が女性ホルモンに似た働きをするため、女性特有の悩みを改善する効果が期待できるのが特徴です。

まとめ

蜂の子とローヤルゼリーはどちらも蜂が関係している食品ですが、その違いは多岐に渡ります。蜂の子は名前通り蜂の幼虫や蛹で、ローヤルゼリーは女王蜂や女王蜂候補の幼虫を育てるために働き蜂が体内から分泌した物質です。蜂の子は理想的なアミノ酸バランスを保っている食材で、主な効能は耳鳴りやめまいの緩和です。一方、ローヤルゼリーは特有成分であるデセン酸が含まれているのが特徴で、アンチエイジング効果や女性特有の悩みを改善する効果が期待できます。それぞれの特徴を確認した上で、自分に合った食品を活用するのがおすすめです。